6日夜公演、13日昼夜公演、20日昼夜公演。
2月の私の観劇はひとまず終わりです。
20日の昼公演をもってめでたく1100回を迎えました。
カーテンコール中、光一さんの口からも1100回との言葉が…。
初演からのキャストは自分一人とも言っておりました。
スクリーンには「祝1100回」の文字が映し出されました。
今まで、こういうキリの良い数字の公演を観劇したことがなかったので、スクリーンに出たその映像だけでとても感動してしまいました。
終演後も客席から拍手がずっと続いていました。みんな帰らずに祝福の拍手が約3分間。
もちろん私も最後まで拍手を送りました。
この拍手に込めたおめでとうの気持ちが出演者と劇場スタッフに届いていると嬉しいです。
そして、20日の夜公演、前田美波里さんが観劇。
カーテンコールにて、森公美子さんを紹介する時に「前田美波里さん」と言ってしまう光一さん。
森さん苦笑いでした(笑)
そんな森さん、カーテンが下りきる直前、腰のあたりで小さく手を振っていました。
前田さんに向けて柔らかい笑顔で。
去年から大きく変わったところは2幕のラストですが、私は「無幻」で感情がピークになって燃え尽きてしまったらしく、ラストでのキャスト達の歌声に聴き入り、つい睡魔に襲われてしまいました。
これはいかんと思い、最後まで気を引き締めて観るようにしています。
ヤラが誰よりも先にコウイチの存在に気づくという瞬間の表情や身ぶりも分かり、より「絆」を感じるラストになったように思います。
今回の観劇中、アンサンブルの演奏を意識的に見ていました。
やはり生演奏で聴く音というものは、身体全体で音の粒を浴びるような感覚でとても気持ちの良いものです。
特に、殺陣のシーンで心情をより引き立たせている太鼓の音とその叩くさまが素晴らしかったです。
コウイチとヤラ、そして出演者全員の動きが太鼓の音と気持ち良いくらいにぴったりと合っていました。
だから、単に演奏者というわけではなく舞台に立っている出演者なのだとより強く感じましたし、カーテンコールで光一さんがアンサンブルに拍手を送っているのを見て、とても感慨深くなりました。
お互いがお互いを思いあう関係が築けている、本当に素晴らしいカンパニーです。